2008年9月アーカイブ

9/23日、我々の時代が終ってしまったような気持ちになりました。
振り返ってみると、全中は北海道、駒沢、伊勢、インターハイは神戸、高知、仙台。
全中の北海道は出ることができませんでしたが、それぞれに思い出があります。

ともに切磋琢磨し、精進をつづけ、己の技術を競い合ってきたライバルたちが輝きを失い、自分自身も去ることを余儀なくされた世界で、今もなお輝きを失わない彼が、自らの手で輝きを消すことができました。

自らの手で消してしまえる選手は、ほんの一握りです。花道を用意しもらえる選手は、その中でも限られた選手だけです。

私のような中途半端な人間には、悲惨な結末しか用意されていませんでしたが、彼のように一つの道を究めるために、多くのことを犠牲にし、ほとんどすべての時間を陸上に費やし、結果を残した選手だからこそ用意された物なのでしょう。

決して平坦な道のりではなかったでしょうし、我慢すること、犠牲にしたことは数え切れなかったでしょう。この先、どんな道を歩いて行くのかは知るよしもありませんが、落ち着いた日々をおくってもらいたいと思います。

私の娘が3年生になり、今シーズンから小学生のレースに参加していますが、気になることがあります。

東京都には多くのクラブチームがあり、それぞれの場所でトレーニングを積み大会に出場している訳ですが、目先の大会を意識するあまり、子供達の将来の姿を見ていないような気がします。小学生の全国大会が開催されていることもありますが、なんとなく、その全国大会の開催意図とは違う方向に向かっているように思います。小さな頃から陸上競技に親しんでもらい、陸上競技の人口を増やし、優秀な人材を発掘する。小学生の全国大会の意図はここにあるはずですが、いつの間にか、勝つことが目的になって、小学生に過度の練習をさせているのではないでしょうか。

小学生に必要なことは、無駄のない正確な動作を身につけること。これ以外に必要はありません。自然な成長を妨げるような過度なトレーニングはやるべきではありません。

全国小学生交流大会、全中、インターハイ、これらの大会で勝つことはMUSTではありません。

これらの大会で、すばらしい結果を出し、将来を期待された選手はたくさんいます。しかし、その中の大半の選手が輝きを失っていきました。

目先の大会にとらわれることなく、長期の展望を持って指導することが大事であると思います。

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