特に、試合時におけるアップは、とても重要です。
じゃあ、練習の時はそうではないかというと、やはり重要です。
大会時のアップに話を絞りますが、アップの目的とは何でしょう。
一般的にアップの目的とは、ウオーミングアップの略称ですから体を温めるとか、走れる状態に体を動かして暖めるといったところでしょう。
では、競技という目的に沿ったアップはそれで良いでしょうか。
上記のことは当然行うことですが、さらに重要なことは、自分の競技イメージとの擦り合わせです。
アップの手順はジョグ、ストレッチ、ドリル、流し、ダッシュと進んでいくと思いますが、ジョグの時点からイメージします。
具体的には、まず自分自身を俯瞰の目で見ます。いわゆる鳥の視点です。
その目で自分自身の一番良いと思う走りの姿を映像としてイメージします。
そして、スタート〜ゴールまでの一連の流れをイメージします。
ここでは、負けるイメージをなくすことです。必ず勝って終わることが大事です。
これを、ジョグの時点からエンドレスで流し続け、自分の動きと、イメージを合わせることです。
そうすることで、アップの時点でのイメージと実際の動作のズレ、体の状態が良いか悪いか、動くとか動かないとかが分かります。
分かれば、修正できます。
小学生や中学生には非常に難しい作業です。大学生でも難しいかもしれません。
コーチの目とイメージが大事になります。
コーチの役割の99.9%はここにあります。
選手の力を引き出すためには何が必要か考えることです。
何のためにアップをするのか考えないといけません。
自分の反省のために書いてみました。
